ハモる歌声の会――日本の唱歌をどんどん歌おう
●歌声の会とは――新潟市のコーラス愛好者が集まってハモる歌のイベント
「歌声の会」は、日本の唱歌を中心に、参加者みんなでひたすらハモる新潟市の歌声喫茶イベントです。
会場は
フェルマータ(新潟市中央区上近江)。
ピアノやアコーディオン、ウクレレの伴奏で2時間歌いまくり、ハモりまくります。
日本の歌曲が好きな方、コーラスの好きな方、合唱団に所属していても「もっと歌いたい」と思っている方、ハモるのがお好きな方、気持ちよく思いっきり歌いましょう。
※ご一緒くださる会員を随時募集しています。歌がお好きな方なら大歓迎。お申込みは事務局(メイフェア)までお電話(025-211-7007)でお願いします。
●「歌声の会」は次のような方にオススメ
「歌声の会」では、次のような会員を募集しています。
・ハモるのが好き
・歌やコーラスが好きなのに、ふだんはなかなか思いっきり歌えない
・日本の歌をたっぷり歌いたい
・日本の歌で合唱したい
・歌声喫茶が懐かしい
・いつか孫に古い歌をちゃんと教えたい
・カラオケでは歌えない昔の良い歌を、思う存分歌いたい
・みんなで一緒に歌うのが好き
・みんなで気持ちよくハモりたい
・コーラス(合唱)が好き
・合唱団に入っているが、もっと歌いたい
・新潟でコーラス(合唱団)を探している
●たとえば次のような歌を歌います
・赤とんぼ(三木露風 作詞、山田耕筰 作曲)
・朧月夜(高野辰之 作詞、岡野貞一 作曲)
・荒城の月(土井晩翠 作詞、滝廉太郎 作曲)
・浜辺の歌(林古渓 作詞、成田為三 作曲)
・箱根八里(鳥居忱 作詞、滝廉太郎 作曲)
・虫のこえ(文部省唱歌)
・紅葉(高野辰之 作詞、岡野貞一 作曲)
・七つの子(野口雨情 作詞、本居長世 作曲)
・春の小川(高野辰之 作詞、岡野貞一 作曲)
・叱られて(清水かつら 作詞、弘田龍太郎 作曲)
・揺籃のうた(北原白秋 作詞、草川信 作曲)
・早春賦(吉丸一昌 作詞、中田章 作曲)
・砂山(北原白秋 作詞、中山晋平 作曲)
・砂山(北原白秋 作詞、山田耕筰 作曲)
・故郷(高野辰之 作詞、岡野貞一 作曲)
・仰げば尊し(文部省唱歌)
・冬景色(文部省唱歌)
・雨降りお月(野口雨情 作詞、中山晋平 作曲)
・通りゃんせ(野口雨情 作詞、本居長世 作曲)
・夏は来ぬ(佐佐木信綱 作詞、小山作之助 作曲)
・この道(北原白秋 作詞、山田耕筰 作曲)
・あの町この町(野口雨情 作詞、中山晋平 作曲)
ほか、
イタリア古典歌曲やナポリターナ(サンタ・ルチア、オ・ソレ・ミオなど)、クリスマスソングなどを歌うこともあります。
●古い歌曲を歌う理由
日本の古い唱歌ばかり歌うコーラスはめずらしいかもしれません
。
「歌声の会」で歴史のある古い歌ばかりを歌うには、理由があります。
時の試練を経て生き残った歌には、時代を超えて評価された価値があると考え、これからもずっと歌い継ぎ、大切にしていきたい。
小学校の音楽の先生によれば、小中学校の音楽の教科書に収録される古い唱歌が少なくなっているそうです。
現代の流行歌なら、学校で取り上げなくても、耳に触れる機会があるでしょう。しかし昔の唱歌は、教わる機会もなくなり、衰退する一方です。
日本の唱歌には、私たちの琴線に触れる味わい深い歌がたくさんあります。
日本人の共有財産として、大切に歌い続けていきましょう。
●歌える歌だけ、好きに歌う
歌声の会は、約2時間歌い続けますが、もちろん全員が全曲歌う必要はありません。
そこが通常のコーラス(合唱団)との最大の違いかもしれません。
普通なら必ずコーラスのメンバー全員が揃って歌いますよね。
「歌声の会」は、とっても自由です。
フェルマータが用意してくれる特別なデザートプレートを楽しみながら、お茶を飲みながら、お好きなペースで歌ってください。
喉が疲れたら、ほかの参加者が歌うのを聴いてもいい。
知らない歌は、聴く役に回るもよし、なんとなく口ずさみながら覚えるもよし。
自由に、お好きなように参加してください。
新潟のコーラス愛好者が「歌声の会」に集まる理由
●「初心者でもOKのコーラスって新潟にありますか?」
「新潟で初心者でも受け入れてくれるコーラス(合唱団)はありますか?」
こんなご相談を時々いただきます。
よくよく聞いてみると、コーラスの様式や規模などのこだわりはなく、とにかく「歌うことが好き」なのだという。
だとしたら、フェルマータでおこなわれる「歌声の会」こそピッタリの会といえるでしょう。
開催は年に5〜6回なので、無理なく参加できます。新潟市の中心地(中央区上近江)なので、交通の便も良い。
初心者だろうとコーラスの経験者だろうと、みんな一緒に思いっきり歌います。
発声診断士(日本発声協会)による発声指導もあるので、回を重ねるごとに良い声が出るようになります。
歌うのが日本の古い唱歌や歌曲であることも、人気の理由かもしれません。
さあ、コーラス(合唱)が好きで年に5〜6回新潟まで通えるなら、ぜひ入会なさってください。といっても入会金等はありませんので、どうぞお気軽に、ご都合のつく回だけご参加になってください。
●コーラスの楽しみって何?――ハモる気持ちよさ
さて、コーラスの楽しみとはいったい何でしょうか。
なぜ歌いたくなるのか。
ひとつには、「声を出す快感」があると思います。ついおしゃべりに夢中になってしまうのも、しゃべっているうちにテンションが高くなってくるのも、この「発声の快感」が理由であるという説があります。
もうひとつ、コーラス特有の楽しみとして、ハーモニーを生み出す「ハモる快感」が挙げられるのではないでしょうか。
コーラスでは、複数の声部に分かれて歌います。自分が歌う音と、ほかのメンバーが歌う音が和音を構成し、絶妙なハーモニーを生み出したときの気持ちよさといったら、口では言い表せません。
いろいろな歌い方がありますが、一人ではどうしても味わえないのが「ハモる快感」です。
そんな気持ちよさを知っているコーラス好きなら、どうぞ「歌声の会」にいらしてください。
ハモる快感を知りたい初心者の方も大歓迎です。
●ハモりを極めるとどうなるか
最後に、「ハモりを極めるとどうなるか」についてお話ししましょう。
「ハモる」とは通常、複数の異なる高さの声を同時に合わせて和音を構成し、その連続により和声(ハーモニー)を生み出す行為を指します。
「ハモる」という日本語自体は、いかにも略語や造語が好きな音楽界の言葉ですが、讃美歌の多くが四声で構成されていることからもわかるように、西洋音楽ではたいへん古くからおこなわれている、由緒正しい伝統的な手法です。
ハモるというと合唱やゴスペルをまず思い浮かべるかもしれませんね。ベルカント(イタリアの伝統的な発声法)による「究極のハーモニー」になると、いったいどんな体験をするのか、おそらくまだ味わってはいないでしょう。
あなたが体感できるのは少し先のことになるでしょうけれど、予告──あるいは予言──しておきますと、「強烈な快感」です。
宗教のことはわかりませんが、一種の宗教的体験(法悦、恍惚)と呼べるのかもしれません。
歌っている本人だけでなく、聴いている人までが、「ずっとこうしていたい」と願うほど強烈な快感に体の芯を貫かれます。
「ずっとこうしていたい」でありながら、「一瞬ですべてを味わう」ともいえる。
あなたには、そんな究極のハモりを体現してほしい。私たちと一緒にみんなで究極のハモりを作りましょう。
1. 自分のパートを正確に歌う
2. 他のパートに引きずられないように歌う
3. 他のパートを聴きながらハーモニーを合わせる
こんな段階を踏みながら練習していきます。通常はこの第3段階まで至れば上出来のグループといえるでしょう。
しかし、「歌声の会」があなたと一緒に目指すハーモニーには、さらに上があります。
4. 自分がハーモニーの一部になり、むしろ自分がハーモニーにリードされている感覚に浸る
5. 宗教的法悦とも呼べる感覚に貫かれるのを体験する
というレベルが待っています。
これほどの究極的なハーモニーが作れるのは、完璧な発声技術があればこそ。
じっくり取り組む価値がありますよ。
(恒例のティータイムも楽しい!)
●ハモれば倍音が倍増
「毎日バタバタと忙しくて、悠長に歌ってなんかいられない」とおっしゃる方もいます。
「歌う暇があったら、寝ていたい」とも。
わかります。せめて休日くらいはダラダラして過ごしたい。
そんなあなたにこそ、ハモり体験をお勧めしたい理由があります。
「ハモりの効能」(倍音)です。
・ 疲れやすくて、疲れが抜けない
・ 毎日なんとなくモヤモヤ、イライラしやすい
・ なんか分からないけど、スッキリしたい
・ 何かに夢中で没頭したい
といった“症状”に、ハモりが効きます。
昔から歌の効能は「呼吸」と合わせて多数指摘されてきました。
「倍音」(声に含まれる高い周波数成分)はその一つです。
声に含まれる「倍音」の効果は、まだ完全に解明されたわけではありませんが、確かにリラックスやスッキリ感を実感しますね。
みんなで発声法を合わせてハモれば「倍音」が強まるので、なおさらです。
「歌った後は、気持ちよさがずっと残ります」と話していた方もいます。
声の周波数成分には、体を中からマッサージするような効果があるのでしょう。
猫が喉をゴロゴロ鳴らすのは、ある周波数成分を作り出して細胞を活性化させ、ケガを直したり回復させたりする働きがあるのだそうです。
猫なんてただ気持ちよくてゴロゴロ言っているだけだと思ったら、実は一人でスゴイことをしていたんですね。
私たちはみんなでハモって、倍音の効果をたっぷり浴びましょう。
●クリスマスには「クリスマス歌声の会」
クリスマスの季節には、「クリスマス歌声の会」もあります。
クリスマスソングを原語で歌う会です。
クリスマスソングは、なにしろハモり(ハーモニー)がすごい。神々しさを全身で感じます。
ハーモニーの理屈はわからなくても、その気持ちよさは体でわかる。
きっとあなたハマりますよ。
【歌声の会】
日時:こちらのカレンダーでご確認ください
場所:フェルマータ(新潟市中央区上近江)
料金:3,000円+税(中学生以下は1,500円+税)
内容:日本の歌曲を中心に2時間ノンストップで歌い続ける歌声喫茶イベント「歌声の会」。年に5〜6回の開催です。
・毎回1曲だけはレクチャーしますから、しっかりマスターしてください。
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