「一口食べた瞬間、スプーンを落としそうに……」とお客様
メイフェアには、なぜか県外からお客様が大勢いらっしゃいます。
首都圏のみならず、北海道や九州からも来店なさる。
新潟の飲食店にはめずらしい出来事なのだそうです。
確かにそうかもしれません。先日も新潟市内のお客様が、店内で隣り合った千葉のお客様に「どうしてわざわざ新潟まで? 東京のほうにはこういうお店がたくさんあるでしょうに」と尋ねていました。
千葉の方が「東京にも、メイフェアみたいな素敵なお店はほとんどないんですよ」と答えるのを聞いて、「本当に?」と半信半疑の様子。
首都圏から新潟まで旅行で来る人だって少ないのだから、紅茶を飲むだけだったり、あんみつを食べるだけだったりして、新潟での滞在時間が2時間程度で再び新幹線でとんぼ返りなんて、信じがたいのかもしれません。
最近特に目立つのが、わざわざ新幹線で新潟までハヤシライスを食べにくる方。
メイフェアのハヤシライスは、発売開始からわずか1ヶ月で早くも「日曜日の定番」となった人気メニューです。
ハヤシライスを初めて食べたお客様が、おもしろい感想をくれたことがあります。
「一口食べた瞬間、あまりの衝撃に、スプーンを落としそうになりました」
「ハヤシライスを食べてスプーンを取り落とすとは、ちょっと大袈裟では?」と思いましたが、そして実際、少しばかり大袈裟に表現してくれたのでしょうが、大変うれしい言葉でした。
もっとも、複数の方が「ハヤシライスの味に衝撃を受けて、スプーンを落としそうになった」と、ほとんど同じ言葉で感想を伝えてくれたことを思うと、何か共通の感覚を呼び起こす要素があるのではないかと話題になりましたが、特に危険はなさそうですから、安心してお召し上がりくださいね。
県外からのお客様が「はるばる新潟に来た甲斐があった」「ハヤシライスを食べにまた来ます」と言ってくださると、本当にうれしくて励みになります。
東京や埼玉から月に2回以上のペースでメイフェアに通っている常連様もいて、「新潟でハヤシライスといえばメイフェア」と言われても恥ずかしくないハヤシライスができたかな、とちょっぴり自信が持てました。
それでも、まだまだ完成とは思わずに改良を重ねていきますから、どうぞお楽しみに。
ハヤシライスといえば――あのフェルモンド氏が太鼓判
ハヤシライスといえば、まず誰もが思い出す名前があります。
そう、ピアニストのS. フェルモンド氏。
殊にハヤシライスに関してはそう簡単にOKを出さない彼が、メイフェアのハヤシライスには“Fabulous! Extraordinary!”
文句なしの大絶賛をいただきました。
2009年7月に続いて、
2010年2月にもメイフェア音楽会で演奏してくださるそうですから、そちらも併せてお楽しみに。
※この音楽会は正式な告知の前にすでに満席となりました。キャンセル待ちを受け付けていますので、メイフェア(025-211-7007)までお電話ください。
試食の段階から深く関与していたテノール齋藤氏は――
「声のサロン」でおなじみ、言語学者のテノール齋藤氏に至っては、試食の段階から積極的に関わっていました。
「この舌をうならせる絶品を完成させてほしい」と、自身は厨房に立つことなく注文を出し続け、ついに「いいんじゃないかな」と控えめなOKを出しました。
「おおっ、では、ハヤシライスは完成ということでよろしいでしょうか」とスタッフが安堵の色を見せると、「いや、完成はまだだけど、とりあえず合格ということで」。
「ま、まだですか……」と落ち込むスタッフを慰めるように、「そんなにがっかりすることはない。今まで数え切れないくらいのハヤシライスを食べてきたけれど、これ以上においしいハヤシライスは食べたことがない」と、めずらしくねぎらい――だと思うのですが――の言葉をかけてくれました。
ハヤシライスはなぜ懐かしいか
最後に、新潟日報が発行する情報紙(アッシュ)の先日の号に掲載された文章を引用します。
ハヤシライスは不思議な食べ物である。なぜか懐かしい味がする。カレーのほうか子どもの頃によく食べていたはずなのに、ハヤシライスのほうが懐かしく感じるから不思議だ。牛肉と玉ねぎの甘みとほのかな酸味のバランスに、郷愁をそそる要素があるらしい。
ハヤシライスという名の由来には諸説あり、「ハッシュドビーフがなまった」という説もあれば「ハヤシさんが考案した」という説もある。語源説は一部の好事家に任せておくとして、大事なのは味と、ハヤシライスが私たちにくれる甘酸っぱい体験である。
ハヤシライスは玄米ご飯で、ノスタルジーに浸りながら食べよう。 |
そう、ハヤシライスはやっぱり玄米。
メイフェアのハヤシライス、ちゃんと玄米ご飯です。
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