【本格アフタヌーンティーの命はスコーン】
英国の正式なアフタヌーンティーは、サンドイッチ、スコーン、ペストリー(ケーキ類)がケーキスタンドに乗ります。
つまり、スコーンはアフタヌーンには欠かせない重要なパーツです。
派手に存在を主張するわけではありませんが、ちょうど「天丼にとってのご飯の味」のように、アフタヌーンティーの満足度を左右する大事な要素であるのは間違いありません。
あるピアニストはこう話します。
「アフタヌーンティーなんてもっと気軽に、気取らず自由に楽しんでいい。サンドイッチの具は何でもいいし、ケーキだってパウンドケーキの1枚もあればいい。しかし、スコーンだけは話が別だ。しっかりした、スコーンらしいスコーンにクロテッドクリームがなかったら、アフタヌーンティーとしてはガッカリだ」
それを聞いたテノール齋藤氏も一言、「苺ジャムもほしいね」。
どうやら、スコーンはお茶の時間の満足度を大きく左右するようです。
メイフェアでは、ご自宅でアフタヌーンティーを楽しむときに、スコーンを最もおいしい方法で召し上がってほしいと考えました。
IATA(国際アフタヌーンティー協会)が推奨する「本格アフタヌーンティーにおけるスコーンの条件」では、次の4つの条件が挙げられています。
1. 焼きたて
2. 豊かなバターの香り
3. 甘さのちょうどいい苺ジャム
4. クロテッドクリーム
この4条件を満たす正式なアフタヌーンティーをご自宅で楽しんでいただきたい。
そう考えたメイフェアは、スタッフ総動員でスコーンの開発・改良を始めました。
そもそもトップの条件に挙がっている「焼きたて」をクリアするには、アフタヌーンティーの時間に合わせて自宅のオーブンで焼く必要がある。
しかし、本当においしいスコーンを粉から自宅で作るのは難しく、重労働でもある。
特に2番目の条件である「豊かなバターの香り」が十分な生地を作るのは、プロでも簡単ではない。
そこで、「豊かなバターの香りが楽しめるスコーンの生地を作って冷凍してお届けし、オーブンで焼いていただく」という方法が不可欠だとの結論に至りました。
苺ジャムは、白砂糖を使わずにきび砂糖だけで作った、甘さ控えめ、保存料等一切無添加のジャムがもともとメイフェアにはあって、冷凍でお届けすることができます。
クロテッドクリームだけは難しいので、国内で信頼できる「中沢クロテッド」をお勧めしよう。
これで理想的なアフタヌーンティー、理想的なスコーンの食べ方を提案することができる。
この方法なら、IATA(国際アフタヌーンティー協会)の厳しい基準に照らし合わせても、文句はないでしょう。
・バターの香りがちゃんとするスコーンをメイフェアで作る
・生地を冷凍で送り、自宅で焼いていただく
・苺ジャムも用意する
・クロテッドクリームは自力でご用意いただく
どうですか、このバターの香り。
今までに召し上がったすべてのスコーンと比べてみてください。
メイフェア自信の作です。
「メイフェアのスコーン、大好きです。冷凍庫に常備してます」と新潟市の金子さまがメッセージをくださいました。
スコーンの冷凍生地は、こちらからご注文いただけます。
優雅な本格アフタヌーンティーを、ご自宅でもお楽しみください。
【スコーンの食べ方】
素朴な小麦粉とバターの香りが魅力のスコーン。
クッキーの「サクッ」でもない、パンの「ふわっ」でもない、スコーンの独特な食感があります。
この食感がスコーンの特徴といえるでしょう。
「スコーンはパサパサして食べにくい」という声をときどき耳にしますが、よくよく聞いてみると、食べ方がちょっと違うみたい。
違うといっても、べつに唯一正しい方法があるわけではありませんが、これからご説明する召し上がり方を一度は試してみてください。
難しい作法はありません。焼きたてアツアツのスコーンを上下半分に手で割って、クロテッドクリームと苺ジャムをたっぷりのせて食べる――これだけです。
いろいろと食べ方のバリエーションはあります。冷えたスコーンをそのままかじるのがお好きな方もいれば、クロテッドクリームの代わりにバターを使うとおっしゃる方もいる。
お好み次第お好きな召し上がり方で良いと思いますが、定番の食べ方もぜひ押さえておきましょう。
「いろいろ試すんだけど、やっぱりクロテッドクリームと苺ジャムという原点に戻るね。黄金のコンビネーションだ」とはテノール齋藤氏の談。
スコーンの食べ方はいろいろありますが、「焼きたてアツアツのスコーンにクロテッドクリームと苺ジャムをたっぷり」という方法がどなたにも支持されるのは、この手順によって「スコーンが完成する」からでしょう。
パンは、オーブンから出てきた瞬間が出来上がり。
でも、スコーンはそこにさらに手を加えて、やっと出来上がる。
熱いうちにクロテッドクリームを塗り、熱さでトロッと溶けてジワッと染み込むタイミングで、苺ジャムをのせる。
ここでやっとスコーンが出来上がるのです。
「スコーンがパサパサというのは、未完成のスコーンを食べているからだろう」とテノール齋藤氏がスコーンを擁護するのは、そういう意味なんですね。
1. 焼きたてアツアツのスコーンを上下半分に手で割る。
2. 割った断面にクロテッドクリームを多めに塗る。
3. クロテッドクリームがジワッと溶けたら、苺ジャムをのせる。
以上、スコーンの食べ方でした。
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ご自宅で本格アフタヌーンティーを楽しむための冷凍スコーンは、こちらからお取り寄せください。
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